(2019.2.18 改訂)
新商品レビューはこちらから。
福岡市内でトレランを始めるならば、私は間違いなくここをお勧めする。
地形図
概要
このコースは叶岳、高地山、高祖山、鐘撞山の4座からなっており、
何と言っても魅力はラウンドトレイルができること。
※一周してスタート地点に戻ってこられるコース
累積標高は851m
総距離は約10km
5kmを30分位内で走れる人なら、
3時間内で完結するだろう「お手軽トレイル」だ。
簡単にルートの紹介をしたい。
<登山口(50m)〜叶岳(341m)> 1.33km 17分
登山口からおよそ300m登る。このコースの中でも平坦な場所が特に少ない(階段が多い)ので、ペースは「遅いかな」くらいがベスト。
神社の中なんだなぁ。と感じられる場所が多いので、楽しみながら登る。
ラウンドトレイルから外れるため、余談だが、生松台から登ると、景色がひらけている場所が多く楽しい。
階段を登りきった神社の奥に山頂標識がある。
ここが登山口。近くに20台ほど停められる駐車場が2箇所。
姪浜、今宿から出るバスも通っており、アクセスに困ることはない。
300mほど登れば、山頂に着く。
景色は期待できないが、
途中の
こんな風景が楽しい。
<叶岳(341m)〜コル(281m)〜高地山(419m)> 1.33km 20分
縦走路に入るため、高低差は高くないが、斜度がは比較的大きいため、疲労はたまる。
高地山手前の展望台の景色は良い。
高地山は展望がないため展望台でしっかり焼き付けておきたい。
高祖山までの元気の源である。
ここが展望台からの景色。絶景である。
山頂は、見落としかねないくらい「ちょこん」と。
※追記 2021年、高地山の山頂の木々が伐採されており、
糸島方面の眺めが非常に良くなっています。
写真を見比べてみると、一目瞭然だろう。
<高地山(419m)〜コル(249m)〜高祖山(416m)> 2.6km 27分
高低差はさほど大きくないものの、距離が長い。
ここにきて、走れる部分も多くなってくるため、元気を取り戻せる。
と同時に、分岐点も多いので、現在地を見失わないように注意する必要がある。
ちなみに高祖山の山頂には、記念品が入っているboxが置いてある。
走れるトレイルが増えてくる。
稜線?に乗っているので、景色がいい箇所が多い。
距離は長く、高低差も大きい。
正念場なだけに、山頂についた時の感動はひとしお。山頂はかなり広く、キャンプができそうなくらい。
山頂からは糸島半島の可也山が見える。
<高祖山(416m)〜コル(328m)~鐘撞山(314m)>
ルートミスのため、記録不載
一番走れるルートである。
気持ちよく、コースタイムの半分以下で今回は走っていた。
標高が、鐘撞山の方が低いため、下りながら少し登るとあっという間に到着と行った感じ。
鐘撞山の景色が個人的に一番好きなため、頑張れるルートでもある。
※今回は、高祖山と縦走路の分岐点でミスをしてしまった。
縦走路に戻る際は、標識をしっかり確認し、「高祖東谷」の方向に進むこと。
山頂にベンチがあり、食事も可。
かなりゆったりできるオススメのスペースである
<鐘撞山(314m)~叶岳登山口(50m)> 1.7km 12分
屈曲が多く、テクニカルなルート。
これまでの走りやすいルートとはまた違った印象。
最後は、農道の後、住宅街のロードを走ることになるので、googlemapを使った方が良い。
また、逆走するときはわかりづらいので、ログを参考にしていただきたい。
鐘撞山に向かう分岐の標識はわかりやすい。
ここのくだりが一番楽しい。
狭く、急斜面であるため、体をブロックしながらのテクニカルな足さばきが必要。
これは、ここまでたどり着いた人だけが楽しめるご褒美だ。
住宅街を1kmほど走ると、ここに帰ってくる。
以上のように、
手軽さ、アクセス、景色、ルート
どれをとっても他に劣るものがない。
こんなトレイルが、福岡市内にあり、
さらに、駐車場が多く車でもアクセスが容易であり、バスや自転車との相性も良い。
ここは福岡市民にとってヘビーユーズできる山域であることに間違いはない。
駐車場をハブとして、それぞれの山を一つづつ登ることも可能。
福岡市内の山で、走れる場所、気軽に登れる場所を探している人は
叶岳、高地山、高祖山、鐘撞山
それぞれ一つずつ、もしくは欲張って全て、
登ってみてはいかがだろうか。