ecostoreにあるマークの一覧である。
これがそれぞれどういった意味を持つのか気になったので、
今回調べて、あげていきたい。
Cruelty free
Cruelty free。「Cruelty(残虐性)がfree(ない)」直訳はこういう意味である。
ここでいう、Cruelty freeとは、化粧品や日用品の開発において、
開発や、製造、市場の進出において、製品が消費者に届くまでのどの段階においても、
動物を用いた実験が行われていないことを示すマークである。
もともと、Cruelty freeというニュアンスで単語が使われたのは、
フェイクファーの販売用ラベルに、
「Beauty without cruelty」
この文言を記載したことが始まり。
美を追求するにあたり、動物への影響を無くしたいという思いがあったそう。
eco store発祥の地、ニュージーランドでは、2015年に
動物福祉法に、「動物は感情を持つ生き物である」と明記する対する法案が可決され、
この法案に付随する形で、「化粧品の製造、販売にあたり、動物実験が禁止」となった。
生には直接無関係の美の追求のために、
感情を持つ動物を利用するのは良いことではない
という気持ちが含まれている。
なお、このマークにウサギが使用されているのは、よく動物実験の対象となるからである。
ただ一つ、難しい問題が存在し、
中国で化粧品を販売する際は、動物実験を経たものだけが許可されるという。
化粧品ブランドにとって、中国は大きな市場であるため、なかなか100%の実施とまではいかないようである。
これに対し、多くの化粧品企業は、
この制度の見直しや、人工皮膚を使用した実験による認定制にすることを呼びかけているが、まだ実施するに至らないようである。
現在、このcruelty freeのみを扱うWebページや、小売店なども普及しつつある。
今後、より多くの発展を望む。
Cruelty free の製品を使用した、eco storeの商品がこちらだ。