アイゼンの選び方 4本爪?6本爪?チェーンアイゼン?

アイゼンの選び方 4本爪?6本爪?チェーンアイゼン?

雪山に必要な装備。 アイゼン 。

 

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雪山は、登山者にとって何かと敬遠される存在である。

 

雪山=遭難

雪山=低体温症

雪山=道迷い

雪山=滑落

雪山=装備が多い

 

どれも間違いではないが、それだけで諦めるのはまだ早い。

準備と知識さえあれば、案外登れるモノである。

 

まず、必要な装備の一つ、 アイゼン についてまとめていきたいと思う。

今回は、高所登山で必要とされる12本爪アイゼンではなく、

低山の雪山や、夏でも雪渓で見聞きしたことがあるであろう

軽アイゼン についてまとめていこうとおもう。

 

軽アイゼンには、主に3種に分類される。

上から順に

【チェーンアイゼン】

【4本爪アイゼン】

【6本爪アイゼン】

である。

その名の通り、

「歯の形状」や、「歯の本数」が異なるのだが、

それに伴い、使用用途も異なってくる。

 

それを簡単に表にまとめた。

 

 

対象の靴

まず、対象となる靴だが、

チェーンアイゼンと4本爪アイゼンは基本的にどの靴でも取り付けることが可能である。

6本爪は、ミッドカット以上の靴に取り付けるのが好ましい。

 

コバ(ヒール部分のくぼみ)が必要や、ソールが硬い方がいいなど聞くことが多いが、

12本爪アイゼンを買わない限りは、そこまで気にしなくてもいい。

 

しかし、、装着感や安定感でいうと

アッパーとソールは、ハードな方が優れていることは間違い無い。

 

素材

アイゼン の素材として、

・スチール

・ステンレススチール

・アルミニウム

の3つがよく比較される。

 

スチール

最もオーソドックスな素材。

 

【メリット】

・低温下での耐久性が非常に高い。

・刃が丸くなっても、ヤスリで研いで鋭利にすることができる。

・衝撃吸収も比較的高い。

【デメリット】

・ステンレススチールに比べると摩耗が早い。

・錆びるため、定期的なメンテナンスが必要。

 

ステンレススチール

扱いが簡単。耐久性が低いのが難点。

 

【メリット】

・摩耗耐性が高い。

・錆びない。

【デメリット】

・低温環境下で、衝撃に弱く折れる可能性がある。

・刃が硬く、やすりで削りづらい。

・耐久性が低く折れるため、尖らせることはリスクが高く、アイスバーンを想定した使用は難しい。

アルミニウム

スキーヤーにおすすめ

 

【メリット】

・軽い

【デメリット】

・耐衝撃性、耐摩耗性が著しく低いため、岩稜帯での使用は不可能。

 

以上のようにそれぞれ特徴があるため、

使用用途に合わせた素材を見極めることが重要。

 

雪原を歩くと決めているのであれば、ステンレスをお勧めするが、

迷った場合は、スチール製を購入するのが間違いない。

 

 

斜度について

それぞれ、得意、不得意とする状況がある。

緩斜面

中斜面

急斜面

と分別した。

 

緩斜面

このような場面を想定していただきたい。

 

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この場合、

どのアイゼンも使用して問題ないが、

特に向いているのが、チェーンアイゼンである。

 

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爪先からかかとまで全面に刃があり、比較的短いものが多いので、

平地歩き(いわゆるかかとで接地して爪先で蹴り出す)をしても違和感なく歩くことができる。

しかし、深い雪では刃が雪面に刺さらず滑ってしまうこともあるので、

積雪量が少なく、硬めの雪道で使用するのがベストである。

4本爪や6本爪は、刃が長い物が多いので、

積雪量が少ない道では、非常に歩きづらい思いをする。

 

中斜面

このようなイメージだろうか。

アイゼンなしでは、時々滑ってしまうような斜面である。

 

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金剛山 新調したアイゼン履いて 念願の氷瀑に出会えました #金剛山#登山#山登り #雪山 #雪山登山 #アイゼン #氷瀑#トレッキング#やまビバ

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この場面だと、6本爪が優位に立つものの、場合によることが多い。

 

・うっすら土が見えるような、雪が薄い場合においては、チェーンアイゼン

・日が当たる柔らかい雪面、比較的緩やかな雪渓では、チェーンアイゼン

・早朝や氷点下での、硬くしまった雪や氷では、6本爪アイゼン。

 

樹林帯では、チェーンアイゼン、

森林限界を超える場所で使用する可能性があるなら6本爪

のように考えるのがいいかもしれない。

 

急斜面

 

森林限界以上、または、凍った滝を見にいくという状況だろうか。

 

 

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憧れの白馬大雪渓‼️新品のアイゼンを着け急登を2時間掛けてヘロヘロになりながら見事踏破❗️ 長い行列です。#白馬大雪渓 #アイゼン

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これらは、比較的不安定な場所が多い。

これ以上になると、12本爪アイゼンを推奨するが、

岩稜帯がない場合は、6本爪で対応することが多い。

 

雪渓を登る場合

氷瀑を見にいく

といった場合は、6本爪を推奨する。

 

雪面状況

これは先ほどの、「斜面による使い分け」と並行して検討いただきたい。

いくら雪面状況が当てはまっていても、斜度に応じて使い分けは生じる。

購入前の選択肢というよりも、

登山に行く前に、どちらにすれば良いか迷ったときの選択に当ててほしい。

 

薄く雪のついた登山道

 

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このような場合は、チェーンアイゼンを推奨する。

4本爪アイゼンや、6本爪アイゼンでは、刃が長すぎて、

地面の土や岩を捉えてつまづいてしまうことが多々見受けられる。

 

完全に氷化した登山道

この場合も、チェーンアイゼンが好ましい。

が、斜度がある場合は6本爪を推奨する。

というのも、チェーンアイゼンは、ステンレス製の物が多く、

スチール製と比較すると、地面に刺さりづらいという欠点があるからである。

 

日中の柔らかい雪面

この場合は、雪の深さにもよるが、

チェーンアイゼン、もしくは6本爪アイゼン がよい。

雪が浅い場合は、チェーンアイゼンの短い歯でも効いてくれるが、

雪が深い場合は、6本爪の方が、雪面によく刺さる。

 

緩斜面の朝、夜の締まった硬い雪面

 

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朝、夜の、森林限界以上、特に雪渓の雪は硬い。

この場合は、尖ってよく刺さる、スチール製の6本爪アイゼンを推奨する。

 

 

 

まとめ

以上のように、雪面状態から分類して特徴をあげたが、

いずれも臨機応変の対応が必要であることに変わりはない。

 

その年によって、積雪量は変わるため、

「去年は雪が降らなかったから」という想定で準備していたものの、

記録的豪雪に見舞われて行動できなくなったということは避けたい。

 

結論、

斜度がなく、樹林帯でのハイキングであれば、チェーンアイゼン。

夏にいったときに、息が上がり、汗をかくような登山道を予定しているのであれば、6本爪アイゼン。

 

迷った場合は、行こうと想定している山の高い方に合わせた方が後悔はしない。

 

雪山は、日々状況が変わる。

しっかりした準備をして登山に向かい、

もし想定と違った場合は、時間や、装備、自分の実力を客観的に見つめ

状況を判断してほしい。

迷ったときは引き返す勇気と体力も必要だ。



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